どもー!どハマリTVの玄米子です🌾
自社のYouTubeチャンネル『どハマリTV』の演者をさせていただいております。
あっという間に1か月が経ってしまいましたが、
2023年6月4日、日本一の山「富士山」の5号目までを自転車で登るイベント『第19回 Mt.富士ヒルクライム』に挑戦してきました。
YouTubeをずっと見てくださってた皆様はきっとこう思ってたはず。
「マジで登るん?ってか、登りきれるん💦?」
そこで頷いてるあなた。
大丈夫です、私が一番そう思ってました。笑
普段は”カルノパワー”を皆様にもっと知っていただくために日々活動中!!
どうしてチャレンジしようと思ったか。
ロードバイクには乗っているものの、平坦しか走らない自転車乗りだった私。
口癖は「日本が全部平坦になったら、いいのに・・・」やった私が、
そして、皆様もご存じの通り、超重量級の私が、山に登ろうとするなんて正気の沙汰ではないと、多分、自分が一番思っていました。苦笑
公言もしている通り、坂嫌い。山嫌い。爆笑
そんな私が去年見た富士ヒルクライムの会場で降りてきた選手がなんか神々しいこと✨
チャレンジされた、あのみんなの満足そうな顔に、なんかすごく惹かれたんです。
「うわー。あの山に登ったら、あんな風になれるの?」と。
その若干憧れにも似た気持ちを少しだけ持ち合わせしまったことがキッカケでした。
「登れない。楽しくない。もう辞めたい・・・」山に行くのが辛かった日々
そんな気持ちがある中で、逆に言えば、そんな気持ちしかない私が宣言してしまった、
「2023年の富士ヒルクライム、チャレンジします!!!」の言葉。
どうせ登るなら、そこまでの工程も全部YouTubeの企画にしたらいいやんな?という軽~い気持ちがキッカケとなり、そのせいで?いや、そのおかげで始まってしまったんです。
富士山に登るという大きなチャレンジ企画が。苦笑
ただ・・・なんてことを言ってしまったんだと考え続けてましたねー、1月は。苦笑
そう、今、振り返ると恥ずかしさと申し訳なさしか生まれてこない”ヒルクライムチャレンジ”の数々ですが、動画になっていない部分なんて、ホンマに地獄絵図というか。。。涙
宣言しただけで、登れるようになんてなるわけではないんですよ😂ちゃんとしっかり乗って、もちろん嫌いな山に行って登る練習をしないと、登れないんですよ、山って。笑
即ち、この企画がスタートした当初は「絶対無理。こんなんやっても意味ないって。」と、そんなネガティブな気持ちでずっと生活してました。
でも、その状況を招いたのは私。
思うように登れないことも、仕事で練習出来ない日々が続くことも、どれも全部分かって始めたはずなのに、毎回の撮影のたびに、自分に対する怒りと後悔が1ケイデンスごとに生まれてくる日々が続いていました。
イラつきもピークに達してて、動画でも見ていただいた通り、カメラをしてくれてるAD藤本さんと大喧嘩もしました。
出来ない事を人にあたるなんて、人として最低な行為です、ホント。反省しかありません。
もちろん見てくださった方が不快に思ったのは間違いありません。本当にすいませんでした。(あの動画、なかなかにコメント欄も荒れましたwww)
藤本さんには、”もう知らんがな、勝手にしたら?”と、言われてもおかしくない状況だったと思います。
ただ、そんな腐った私を見捨てずに引き上げてくださったのは、藤本さんでした。
脱・ポンコツクライマー!自転車改造計画
「玄米さん、一回バイクフィッティング受けに行きましょう。ついでにタイヤも変えましょう。」
いつも私が先頭、後ろを藤本さんで走ってるんですが、気付いてくれたんですよ。
「ペダリング、なんか変ちゃう?」って。
多分、彼も色んなキッカケをくれて、前に向かせようとしてくれてたんやと思います。見捨てずに居てくれて、ホンマにありがとう。
勿論、ロードバイクが友達やねん!ぐらい、回数も乗ってて、沼にハマるほどサドル変えたり、クリート位置を変えたりしてる人で、自分と向き合うことがちゃんと出来てる人やったとしたら、あんまり効果はなかったかもしれませんが、、、
私は買ったまま!を、しかも、進められるがままに、なんかカッコいい!ぐらいで、物品をチョイスしてた人なので、初期装備のままのところがめちゃくちゃ多かったんですよね。笑
だから、私の中では劇的に変わりました!!!BECK ONさんでのバイクフィッティング凄いのよ!!!
フィッティング件数日本一のプロショップにて登れるようになるポジションを出してもらいました!!
正直、バイクフィッティングをお店で受けたその時は変わった感覚はなかったんです。
でも、次の企画前に近くの坂を登った時の感覚が全然違ったんですよね。
「なんこれ!?めっちゃクルクル回る。めっちゃ前進んでる、坂やのに!!!」
あまりに登れない私の状況を知ってたし、一番近いところで見てたから、多分、ここでもまだグダグダ言うだろうと、きっと藤本さんは思ってたはず。でも、不思議と登れてしまった。
だから、動画の尺が足りない問題まで発生。笑
フィッティングの効果を試すべく峠を登ったら、想像以上の恩恵がある事に気付きました!!
そこからの挑戦は気持ちが完全に前向きになってましたね。
「もしかして、ヒルクライムって、楽しいかも。」
フィッティングをしてくれたBECK ONの金森店長、そして、ヒルクライムの心得を教えてくれたスタッフの石井君には感謝しかありません。
登る楽しさに気付かせてくれて、本当にありがとうございました。
動画の影響力って、凄い。もう逃げられへん。汗
みんなにおんぶに抱っこの状態で、どうにかこうにか「山に登ることも悪くない。」という、ホンマは楽しいくせにそれを全面に出すのは何だか恥ずかしくて、、、でも、言葉に出るぐらいのツンデレ状態にまで気持ちを持ってこれた私。
そこからの動画は、本当にヒルクライムが楽しい気持ちに溢れてて、自分で見てても笑顔に満ち溢れてましたね。分かりやす過ぎて恥ずかしい😂
超軽量タイヤを履かせてヒルクライムしたら、いつか行ってみたかった景色までロードバイクで走り切れました!!
【過酷な試練】玄米子が限界突破へ挑戦。坂嫌いな女が突如才能に目醒める!!
春開催のサイクル系大型イベントで、声を掛けてくださる皆様からの応援の声、ホンマに感謝しかありませんでした。
「動画いつも見てるよー!」
「喧嘩したらアカンでー。って、あれ、ガチなん?」
「富士ヒル、玄米子さんがエントリーしたから、私も行きますっ!」
めちゃくちゃ嬉しいし、ホンマに励みになりましたっ!!!
会場で出会えた方、コメントくださった方、本当にありがとうございます。
そして、月日は早いもので、一瞬で6月がやってくるんですよ。
あの皆さんも記憶に新しい先日の豪雨の中、大阪→山梨を移動してる間も、ずっと考えてました。
このブース巡りをしている心の中では、ずっとこんなことを考えていました。
富士ヒル2023 前日ブース最速紹介!!激アツメーカー&最新モデルが勢揃い。
「登れなかったとき、どんな顔して動画に出たらいいのかな。。。」
・・・不安しかない🤮
幸いにも、ブース出展当日の朝まで降っていた雨もカラッと上がり、前日まで富士山がどこにあるかも分からないような状況だったのが一変、まるで明日はここを登るんやでと言わんばかりに見えていた富士山が、ホンマに大き過ぎた。
そして、ブースに遊びに来てくれた皆様からの声援や一緒に頑張ろう!!!の声が、突き刺さる突き刺さる・・・。
現地で玄米子と写真撮った人、アルバムを見返してみて下さい!!!
その笑顔、顔が引き攣っていてませんか??笑
正直、富士山の姿が壮大過ぎて、リアル富士を見て、ヒヨってました。
心の中ではずっと、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルって、感じでした、マジで。
逃げられない・帰れない・言い訳すらも思いつかない。詰んだ・・・ですよ。大笑
ここまで来て、逃げることを考えてたんか!!!って?
いつも明るい藤もっちゃんが富士ヒル前日に言うんですよー、「ここまで頑張ってきた集大成ですよ、明日は。・・・登り切れるかな(._.)・・・?」
そんな不安そうな顔されたら、もう、逃げたくなりましたよー。笑
だって、私が一番、それを思ってるんだから。汗汗汗
そこからは
「できるできるできるできるできるできる。絶対諦めへんかったら、登り切れる。」って、夢の中でも呟いてました。
・・・ええ、小心者です。
運動神経抜群やねん!って? いえいえ、全くそういうタイプでもございません。
ご存じの通り、ヒルクライムには不向きな体型です。ほぼ痩せずに前日を迎えました。
よくSNSでみていた皆様みたいに試走なんてしていません。
前回2時間40分かけて登った人の感想は、結構過酷そうでした。
聞くたびに不安しかないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー😭😭😭
本番の天気は快晴、最高。そして、安定のギリギリスタート。笑
富士ヒル本番は、宿のワンちゃん”とろろちゃん”のお誕生日。動物好きの私、とろろちゃんには本当に癒され過ぎました。
そして、夜間までワイワイ騒ぐ私たちを怒りもせず暖かく見守ってくださる宿の女将さん、いつも美味しいご飯をありがとうございます。
お散歩帰りの二人に見送られ、そして、一緒に働くカルノパワースタッフにも見送られ。
自転車準備して、機材準備して。いつも通りの撮影開始前の風景です。
ただ、いつもと違うのは、場所が『富士ヒル会場』ってだけ。
遠くで聞こえるスタッフの声も、なんか大型イベントっぽいなー、、、なんて、準備してる間にエントリーしてた第3ウェーブの時間ギリギリでの出発。笑
それのせいで、かつおさんご夫婦にめっちゃ心配を掛けることになるなんて、まだまだ先の話で。
スタートラインをこえる瞬間、知ってる顔がチラホラ見えてて、それで少しホッとしたのも束の間、大好きな今中大介さんを発見。
あの有名な計測開始地点まで一緒にウキウキライドをさせてもらい、テンションMAXのままスタートしちゃったもんだから、いつもよりペースは早いし、サイコンの充電切れるし。(ただの準備不足なだけw)
ここからは長い戦いやったんでね、私の気持ちはざっくり一行で。
1合目地点 天気良くて、ホンマに良かったー。ってか、私、富士山登ってるんや。
2号目地点 ブロンズのペーサーの人、早っ!
3号目地点 あっつ・・・。いや、想像より長いで、これ。
え?上からの空気さっむ。(もう下山の人発生中)
4号目地点 あともうちょいやん。行けんちゃう?これは。
あの噂のトンネル付近 キタキタキターーー(゚∀゚)――!!
GAOL手前 あーーーーー。半年の旅が終わる。え?坂道途中でゴールなんて聞いてない。笑
あとは、動画を見ていただけたら嬉しいです。
半年間のトレーニングを経て、玄米子が富士ヒルクライムに挑戦します!!
何歳になっても、チャレンジは出来る。
沢山の方にチャレンジ動画も観ていただきました。本当にありがとうございます。
コメントもかつてないほどたくさんいただき、返信するたび、目頭が熱くなりました。
本当に沢山の方に応援していただいてたんだなと、改めて気付かされました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、登ってる最中の
「玄米子、頑張れ!」という言葉。
あそこに居る方は、ご自身が色んなものと戦っておられる方なのに、そんな風に声を掛けることが容易い場所ではないはずなのに、信じられないぐらい多くの方から、その言葉をいただきました。めちゃくちゃ嬉しかったです。
登って良かったし、チャレンジしてよかった。
チャレンジする人の気持ちを実体験することは、これからの仕事をしていく中で本当に大切なことを教えてもらえた気がしています。
憧れてたあの去年の皆様のようになれたかは分かりませんが、少なからず自分ではやり遂げた感は満載でした。
下でずっと下山する私を待っててくれた会社メンバー、かつおちゃんねるさん(降りてくるの遅くてゴメンなさい💦)、自転車界隈の大好きなメンバー、ホンマにありがとう。
そして、YouTubeの中で富士ヒルに挑戦することを許し、協力してくれた会社にも感謝。
最後に、GOALをくぐった時の藤本さんの顔、多分ずっと忘れません。
信じられへんぐらい完璧なサポートを最後まで貫いてくれました。マジでありがとう。
あと、最後になりましたが、忙しい私を中から支えてくれたカルノパワーにも感謝!多分、半年間の成長と激務の仕事を支えてくれたのは、きっとこれに違いありません。
と、販促担当っぽい事もたまにはチラッと。笑
まとめ
・富士ヒルクライムのような大きな挑戦も、地道な努力と折れない心があったら、絶対にやり遂げられる。(叱咤激励しあえる仲間がいたら、なおよし!)
・6月といえど富士山5号目はガチで冬。装備は厳重に。
・後半のダレてくる瞬間予防に『カルノパワーSTICK』は効果絶大
※個人の感想です。笑笑
ここから先、新たなチャレンジがまた待ってるかもしれませんが、一歩一歩、頑張ります。
半年間の応援、本当にありがとうございました✨